審判の流れ

1. 試合開始30分前に、審判をするグランド面(通常、複数のグランド面が設置されています)の本部席(グランドの運営幹事チームがテントを設営しています)に、次試合の審判員が到着していることと、審判員名を伝えておく。

 

  2. 試合開始まで、グランド近くで待機。トイレなどはこの間に済ませておいて下さい。試合中にはトイレに行けません。特に寒い時期は要注意です。

 

  3. 前の試合が終わったら、球審は幹事チームの係の方からメンバー表を受け取ります。

また幹事チームからグランドルールの説明があります。ボール・デッド・ライン、ホームランのラインなどのグランド・ルールを確認しておいて下さい。説明がなくても、分からない部分は試合前に必ずきちんと確認して下さい。後で困るのは自分自身ですから。

 

  4. いよいよ試合開始です。本塁後方にセンター方向に向かって、左から三塁審、二塁審、球審、一塁審の順に整列し、集合した選手とともに挨拶をした後、各担当塁へ速やかに移動します。

    一・三塁審の場合は、練習投球数の確認と守備側ベンチの追い出しへ向かいます。通常、一塁側に先攻チーム、三塁側に後攻チームのベンチがありますので、一塁審が練習投球数の確認、三塁審がベンチの追い出しをすることになります。

 

  5. 塩尻市の試合は基本的にプレイボールから100分(または80分)経過した時点で進行しているイニングの裏まで。なお、95分を経過していれば、次のイニングには入らないようです。30分程度経過したイニングの間に、1度お茶休憩があります。

 天候などで朝の開始時間が遅れた場合等は、時間が短くなったり、特別なルールが設けられることもあります。

 

  6. 100分が経過し、最終回終わって同点の場合プレーオフが行われることがあります。(優勝やメダルがかかった試合で、得失点差がついていない試合の場合だと思います。)

プレーオフになると、無死満塁から攻撃を始めます。その際、打者の前の打順の選手3名が塁につくことになります。この時、ランナーに本部席へ背中を向けて背番号を確認してもらうよう声を掛けてあげて下さい。

 

  7. 試合終了し、球審が「集合」の号令をかけたら、速やかに試合開始時と同様に整列し、挨拶して試合終了。

 

  8. これで任務完了です。おつかれさまでした。たいていは次の試合が自分のチームの試合になりますので、そのまま観戦&応援です。すっきりと仕事を終えた後の試合観戦は、なかなか格別です。